電力の周波数変換所、90万キロワットの能

東日本と西日本で周波数が「50ヘルツ」と「60ヘルツ」に分かれている電力をやりとりするため、電気事業連合会は7日、周波数変換所の能力を今の約100万キロワットからさらに約90万キロワット上積みする考えを示した. 大地震などが起きた際、電力をやりとりするのに必要な規模をはじいた. 建設には約10年かかり、2千億円ほどの資金が必要になる見込みだ. 経済産業省は周波数統一に約10兆円かかると試算し、変換所の能力を高める方が現実的とみている.