零戦の車輪と同型、笠鉾タイヤを博物館に寄

旧海軍零戦用の車輪と同型とわかった八代妙見祭の笠鉾(かさほこ)「西王母(せいおうぼ)」のタイヤが27日、熊本県八代市立博物館に寄託される. 同市通町の西王母保存会の宮崎翼会長(72)から中村博生市長に寄託目録が贈呈される. 博物館では、2月7日開幕の特別展覧会「笠鉾大解剖! バラバラにして見えてきたもの」に合わせて同日から3月末まで2階入り口に観覧無料で展示する. このタイヤは、1947年に西王母の車輪につけられ、2010年の妙見祭で壊れるまで63年間、使われてきた. ところが、昨年9月、保存会が、福岡県筑前町の大刀洗平和記念館に鑑定を依頼したところ、「零戦等小型機に使用されたタイヤであることは間違いない」との回答があった. モンクレール アウトレット 当初、保存会では、タイヤを平和記念館に寄贈する方針だったが、市立博物館から「保管、展示」の提案があり、博物館に寄託することを決めた. (田中良和).