行ってないのに「福島訪問」 サルコジ大統

5月6日のフランス大統領選の決選投票に臨む現職サルコジ氏は26日、仏テレビの討論番組に出演し、選挙戦で「(訪日の際に)福島に行った」と事実に反する発言をしたのは「『福島について話すために東京に行った』と言うと、わかりにくいと思ったからだ」と弁明した. サルコジ氏は昨年3月31日、日本を電撃的に訪問し当時の菅直人首相と会談. 滞在中、フランスの電力の約8割を占める原発の関連産業を守る姿勢を改めて表明し、同国内で広がりつつあった「脱原発」や「縮原発」の動きを牽制(けんせい)した. 虚言については、対立候補社会党のオランド氏も批判. サルコジ氏は「(東京電力福島第一原発の)事故現場に何とか行きたいと思ったが、立ち入り禁止区域となっており、不可能だった」と語った. (パリ=稲田信司). ミャンマーの野党・国民民主連盟(NLD)のアウンサンスーチー党首が9日、国会審議に初めて出席し、議員活動を本格的に開始した. この日は議場での発言はなく、他の議員の質疑や法案に関する説明に耳を傾けていた. AFP通信によると、スーチー氏は国会内で記者団に「国のために全力を尽くしたい」と語った. スーチー氏はNLDが圧勝した4月の国会補欠選挙で下院議員に当選. 5月に国会で宣誓して議員に就任したが、会期最終日だったため、今国会が実質的な議員活動開始となる. (ネピドー=五十嵐誠). 相撲の東日本学生選手権が3日、東京・国技館であり、部員3人の早大ラグビー部員が初めて助太刀した. Bクラスの早大団体戦準々決勝で駒大と対戦. ラグビー部員2人が土俵を踏んだが、ともに黒星だった. 中堅を務めたプロップ安江は「独特の雰囲気にのみ込まれた. 悔しい」. 3月に相撲部へ出稽古したのが交流のきっかけ. 普段は柔道部に助っ人を頼むことが多い相撲部の室伏監督は「ラグビー部は初めてだけど、一生懸命やってくれた」と感謝していた.