佐賀―上海便、週3往復へ 中国格安航空が

中国の格安航空会社「春秋航空」は23日、佐賀市佐賀空港と上海・浦東空港間の定期チャーター便を、7月2日から週3往復に1往復増やすよう国土交通省に申請した. 現行の毎週水、土曜日に加え、月曜日も運航する予定だ. 定期チャーター便は今年1月に就航. 両空港を最短2時間弱で結び、最安運賃が片道3千円と格安で話題になった. 1月18日から3月末までの通算の搭乗率は86.3%. 佐賀県が目標とする90%には届かなかったが3月の搭乗率は94.1%に達した. 古川康知事は「予定以上の成果が出ている」と好調ぶりを強調した. 愛知県安城市で特産の「手延べそうめん」づくりが最盛期を迎えている. 30度を超える蒸し暑い室内では、職人が竹の棒を巧みに操り、そうめんを長さ約3.6メートルまで伸ばし、絹糸のように仕上げられる. 創業150年以上という同市和泉町の「みどりや麺店」では、毎日午前2時から作業を始め、1日1500食分を生産している. いったん乾燥させた麺は、三河湾から吹く湿った南風にさらし、半生に仕上げるのが特徴. 昔ながらの製法が、腰の強さとのどごしの良さを生む. 「冷たいそうめんで節電の夏を乗り切ってほしい」と同店. 贈答品として人気があり、作業は8月中旬まで続くという.