泉谷さん・綾戸さんが魅力語る 「最強のふ

事故で全身まひになった大富豪の白人フィリップと、その介護人として雇われたスラム街出身の黒人ドリス――. 男性2人の交流を笑いと涙で描き、世界各国でヒット中のフランス映画「最強のふたり」の試写会が20日夜、東京・築地の浜離宮朝日ホールで開かれた. 上映に先立ってトークショーがあり、歌手の泉谷しげるさん(64)と綾戸智恵さん(54)が、映画の魅力を語り合った. 映画の舞台はパリで、実話に基づいている. 2人は生活環境や経済状況はもちろん、性格も趣味もすべて異なる. 出会った直後は会話がかみ合わず、トラブル続き. だが、同じ時間を重ねるなかで「本音で生きたい」と願っている相手の気持ちに気づき、やがて友情が芽生えていく. 貧困、家族関係、恋愛... . 独りでは越えられない「壁」をユニークなやり方で次々と突き崩し、人生のすばらしさを追い求める2人. タブーさえもブラックジョークで笑い飛ばす痛快な冒険物語は、仏国民の3人に1人が鑑賞する大ヒットを記録. 世界各国でも上映され、日本では9月1日から全国公開予定だ. 福島県選挙管理委員会は8日、東日本大震災の影響で4月の統一選から延期されていた県議選を11月10日告示、20日投票と決めた. 有権者が県内外に避難しているため選挙期間を1日延ばして10日間とし、不在者投票の増加に対応する. 同じように延期されるなどした9市町村の首長、議員選と合わせ、この日は計11選挙が行われる見込みだ. 避難している有権者が多いことから、県選管は市町村選管を通じ、告示前に不在者投票の仕組みなどを知らせる通知を県内外の約5万世帯に送る予定. 告示後も選挙公報を送ったり、県選管のホームページに掲載したりする. 県選管によると、12月には議会の定例会があることに加え降雪の影響を考え、11月中の実施が望ましいと判断した. 投票所と開票所が離れ、投票箱を遠方まで運ぶことが必要な場合もあると想定されるため、開票は一部自治体では翌日になる可能性もあるという. (井上亮). 第6回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)でアマチュア代表の一人として出場した伊ケ崎(いけざき)博さん(42)=長崎市、会社員=が16日、2回戦で堀口一史座(かずしざ)七段(37)と戦い、107手で敗れた. 伊ケ崎さんは1回戦でプロに勝ち、この日に臨んだ. 初戦と同様に戦型は相矢倉になり、果敢に攻めたが、堀口七段に的確に受け止められてしまった. 「想定した局面になったが、少しずつ苦しくなった. プロはさすがだと思った」と振り返った. 出場したアマ10人のうち、勝ち残っているのは2人だけとなった.