明石タコ、パウル君めざせ 五輪メダル予想

兵庫県明石市の特産、マダコの「タコ展長」が27日、大阪府高槻市の西武高槻店で始まった観光物産展で、ロンドン五輪で日本が獲得できるメダル数を占った. 北京五輪での日本のメダル獲得数は計25個(金9、銀6、銅10). 水槽内の右のつぼに入ると金、左のつぼに入ると銀が増えるという想定だが、つぼには入らず、左側にとどまった. この場合、メダル総数が北京と同じ25個という予想だ. タコ展長は26日に水揚げされたばかり. 物産展の担当者は、サッカーW杯南アフリカ大会で決勝を含む計8試合の結果を的中させたドイツのタコ「パウル」を意識し、「パウルに負けず明石のタコを世界にアピールしたい」と予想的中に期待を寄せていた. (沢木香織). ビーチバレーのロンドン五輪出場枠をかけたアジア大陸カップは24日、中国・福州で男子決勝があり、日本がオーストラリアを破って2大会連続の五輪出場を決めた. それぞれ2チームずつが出場し3戦先勝方式で争い、日本が3―2で競り勝った. 日本バレーボール協会によると、日本は北京五輪に出場した朝日健太郎(フォーバル)、白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)組が2勝して王手をかけたが、青木晋平、日高裕次郎(ともにフリー)組が2敗. 「ゴールデンセット」と呼ばれる15点1セットマッチの第5試合は、朝日、白鳥組が15―10で勝負をつけた. 五輪には1ペアが出場する. 協会傘下の日本ビーチバレー連盟は、代表決定戦を開いて五輪代表を決める方針.