新燃岳噴火から1年、街に緑再び

福岡県福智町の民家の玄関先で、ユリが2本の茎からつぼみを含め31輪の花をつけた. いのちのたび博物館(北九州市)によると、「帯化」という異常現象. 台湾原産のタカサゴユリとみられ、約5年前に庭に植えたところ、家の周りに自然と広がった. 昨年も1本の茎から28輪の花がつき、近所の人を驚かせた. 「暑くても1日2回の水やりは欠かさない」と、育てる久藤ミキさん(72). 帯化の原因は不明だが、たゆまぬ愛情が花のミキを励ましているようだ. 宮崎、鹿児島県境の霧島連山新燃岳(1421メートル)が本格的噴火を始めてから26日で1年. 山は現在は小康状態を保ち、1年前に大量の火山灰に覆われた宮崎県都城市などの街並みも噴火前の姿を取り戻している. ただ、地下のマグマは再びたまっており、地元は本格的噴火の再開を警戒する. 新燃岳では昨年1月26日に約300年ぶりのマグマ噴火、翌27日には爆発的噴火が起き、灰が広範囲に降り注いだ. 被害の大きかった同市や同県高原町などは再噴火や土石流を警戒し、避難対象世帯への防災無線受信機の配布など対策を進めている 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』と.