ルートダブル』キャラ紹介その1――開発陣

タルタロス~オボロスの巨人~』は、シーアンドシーメディアがサービス中のPC用オンラインA・RPG『TARTAROS -タルタロス-』をベースに、本作でしか読めないオリジナルストーリーが展開する無料Webコミックだ. 第1話ではシュバルマン、ソーマ、エルピントスら主要キャラクターが勢ぞろい. オリジナルキャラ・シェリスや、遠征隊メンバーが探し続けている、魔法を無効化する石"オボロス"らしき謎の物体も登場. ( →第1話はコチラ! ) 本日11月18日に公開された第2話は遠征隊に迫る危機、シェリスの苦悩. そして謎の物体は本当にオボロスなのか? などなど、いよいよ物語が本格的に動き始める. 本記事ではコミックの舞台となっているテオネプ山と、『タルタロス』の重要アイテム"オボロス"をコミックと実際のゲーム内グラフィックスで比較. また、第2話で勇敢な戦いっぷりを見せてくれる、大魔法師クロモド(愛称: モド様)のちょっとイイトコをご紹介しよう. 強力な幻術を使い、言葉を話すオボロスは本物なのか? 『タルタロス~オボロスの巨人~』に登場するオボロスは、ゲーム内で見られる物とちょっと違う. 例えばその形. ゲーム版は半透明の卵型で、卵を守っているのか繊細なデザインの殻(? )で覆われている. 一方、コミック版オボロスの中心は岩の塊で、上下左右に同じく岩のシールドが浮遊. しかも人間の言葉を話し、元騎士団員にして手練れの冒険者シュバルマンを、あっさり惑わすほどの強力な幻術を使ってくる. シーアンドシーメディアから提供していただいた、ゲーム版オボロス4種のコンセプトアート. 色も形もどこか神秘的で美しい. テオネプ山中でシェリスに話しかけてきたという岩塊. 形は違うが、これが遠征隊の探し求めているオボロスなのか? 正気を失い、ソーマに詰め寄るシュバルマンの図. ゲーム内で再現するとこんな感じ? 今回は大魔法師特集と言えるぐらい、モド様がいい味出してます 遠征隊が旅をしているのは"テオネプ山"という場所だ. ゲーム内ではキャラクターの最高レベルが44に達していて、なおかつ前提条件をクリアしなければ入れない、"騎士団の隠れ家"というエリアの1つに、テオネプ山はある. 現在『タルタロス』のレベルキャップは70なので、"騎士団の隠れ家"はまだまだ伸び盛りのプレイヤーが挑むエリアになる. 第1回のラストでは、露天風呂に現れた覗き魔を追いかけたまま、いっこうに宿に戻らぬシュバルマン達を心配する仲間達だったが、今回は大魔法師がこのトラブルに冷静沈着な対応を見せる. 彼らの救出に向い、予期せぬ戦闘に巻き込まれるモド. メガネを外したモドが、やだ... ちょっとカッコイイ. 戦っているのはコミックの舞台となったテオネプ山. ゲーム内のモドだって、コミックに負けないぐらいイケメンだ. たぶん. モドの活躍が気になる人は、今すぐ公開中の『タルタロス~オボロスの巨人~』第2話をチェックしよう. コーエーテクモゲームスは、7月28日・29日にパシフィコ横浜で開催する"ネオロマンス フェスタ13"において、チケットの先行販売の申し込みを6月15日から受け付けている. このイベントは、同社の女性向け恋愛ゲーム『ネオロマンス』シリーズを題材にしたもの. 新たな出演者として、『アンジェリーク』から田中秀幸さん、『遙かなる時空の中で』シリーズ(『1』~『4』)から保志総一朗さんと鳥海浩輔さん、『遙かなる時空の中で5』から阿部敦さん、岡本信彦さん、四反田マイケルさん、『金色のコルダ』から伊藤健太郎さんの7名が明らかになった. チケットは、イープラスとチケットぴあ、ローソンチケットアニメロミックス、声優アニメイトで現在申し込みを受け付けている. 詳細は、 イベント公式サイト を参照のこと. "ネオロマンス・フェスタ13"概要 【開催日】2012年7月28日・29日 【開催時間】 ・昼の部... 13: 00 開場/13: 30 開演 ・夜の部... 17: 30 開場/18: 00 開演 ・ロビー... 11: 00 開場 【開催場所】パシフィコ横浜 国立大ホール 【入場料】(すべて税込) ・SS席券通し券(4公演分)... 35,200円(※GAMECITY優先販売のみ) ・SS席... 8,800円(※GAMECITY優先販売のみ) ・S席... 6,800円(※GAMECITY優先販売、一般販売) ・A席... 4,800円(※一般販売のみ) ※優先販売終了後に空席がある場合、キャンセルが発生した場合に、一般販売(チケットぴあ・イープラス)にて"SS席"を販売することがある. イエティから3月29日に発売されるXbox 360AVG『ルートダブル -Before Crime * After Days-(以下、ルートダブル)』. その登場キャラクターたちをピックアップして、毎週紹介していく. 『ルートダブル』は、"infinity"シリーズや『I/O』などを手掛けたクリエイター・中澤工さんが原案・監督・プロデューサーを務める新作サスペンスアドベンチャーゲーム. 重大な事故が発生し、9人の人間が閉じ込められた巨大研究所"ラボ"を舞台に、救助に奔走するレスキュー隊員と閉じ込められた高校生の少年の2つの視点で物語が進行していく. そんな本作に登場するキャラクターを、開発スタッフ数名のコメントとともに紹介する. 第1回は、Aルートの主人公・笠鷺渡瀬をピックアップ! 中澤工さんやシナリオを担当した月島総記さん、キャラクターデザイン・みけおうさん、色彩設計・eco*さんのコメントや、設定画などをお届けする. 【笠鷺 渡瀬(かささぎ わたせ)】 「命に換えても、オレは子どもたちとお前を助けるからな」 市の依頼により、"事故"の現場・ラボへ急行したレスキュー隊の隊長. ... だったらしいのだが、なんらかのトラブルに遭ったらしく記憶喪失中. 記憶を失う前は、冷静で理性的な(悪く言えばドライな)性格だったらしいが、もちろん本人に覚えはない. Aルートは、ラボ内で彼が目が覚めるところから物語が始まる. 状況は考えた以上に最悪だった. 脱出路は閉ざされ、彼ら自身も絶体絶命のピンチ. 決死の覚悟で、要救助者の捜索と脱出を試みるが、刻一刻と状況は悪化していく... . 彼はこの超極限状態を切り抜けることができるか? そして、彼の記憶は... ? CV 新垣 樽助( インタビュー記事はこちら ) 年齢 32歳 誕生日 1997年9月22日(乙女座) 血液型 A型 職業 鹿鳴市消防局・特別高度救助隊"SIRIUS(シリウス)" Aチーム隊長(階級: 消防指令補) 性格 感情的でアクティブ. 考えるよりも、まず行動. ロマンチスト. 好奇心旺盛. 仲間思い. 前向きで楽観的. 発想力に富むが、場当たり的. 知力 高い(ただし記憶喪失のため、知識は不足している) 体力 極めて高い 趣味 不明 好き 身内、有言実行、命の尊さ、ブラックコーヒー 嫌い 口先だけの人間、卑劣な行為、命を軽んじる言動、病院 エニアグラム Type5"観察者" キャラクターデザイン みけおう 中澤工さんのコメント カッコよくて頼りがいがあって、ガッツに満ちあふれているエネルギッシュなヒーローがほしくて設定を起こしました. インタビュー では「『Ever17』の倉成武みたいに」とコメントしましたが、レスキュー隊ならではのヒーロー像として、『め組の大吾』の主人公・大吾も参考にしています. 『ポセイドンアドベンチャー』『タワーリングインフェルノ』『海猿』などなど、ディザスター作品に出てくるヒーローは非常にタフでカッコいいです. 月島さんには、そういった"不屈のヒーロー像"を目指して渡瀬を描いてもらいました. どんなに過酷で絶望的な状況でも最後の最後まで諦めない、誰かのために死力を尽くして頑張る鋼鉄の男――それが笠鷺渡瀬です. 笠鷺渡瀬. なんだかヘンテコな名前だなあ、と思われる方も多いと思いますが、きちんと意図があって命名しています. 前髪に混じった一房の白髪も同様です. 彼の役割... 使命を暗示しています. それが何なのかは、ぜひプレイして確認してください. 古い書類をひっくり返してみたら、みけおうさんに最初にお見せした企画案(※1)から、このキャラの原型は存在していました. 設定は若干違っていて、隊長ではなく新人隊員でした. 企画草案から引用すると、"レスキュー隊の新人隊員. 体育会系. 人情味あふれる熱血漢. バカではないが、すぐに感情に左右されて暴走しがち. 若さ故の過ち多き人間. まだまだ経験こそ浅いが、人命救助にかける意気込みは誰にも負けない. 今回の"ダブルユー(※2)"事故の救助チームに抜擢され、やる気に燃えている. "... 渡瀬っていうか洵っぽいですね. これが企画内容とともにいろいろ変わっていって、今の渡瀬の設定へと練り込まれていきました. ※1... 初期の企画案は2009年5月作成. 内容が今と結構違うのですが、タイトルだけはすでに『ルート・ダブル(仮題)』になっていました(笑). ほぼ現行の企画内容になったのは2009年11月ごろ. ※2... 初期企画バージョンでの"事故が発生する舞台"の名称です. 超々高層のインテリジェントビルに閉じ込められる設定でした. 月島総記さんのコメント この物語を書くにあたって、中澤監督からこんなオーダーを受けました. 「どんなに絶望的な状況下でも、人は諦めず、前に進む意思を持つことができる. 隣にいる誰かを救うために、命を懸けることができる. そんな人間の尊い姿こそが、絶望を打開する、希望の光だと思います. それをこの物語の中に描いてください」と. この言葉は、『ルートダブル』という作品全体を貫くテーマとなりました. そしてそれを命がけで体現するのが、この笠鷺渡瀬という男です. 渡瀬はおそらくこの物語の中で、もっとも過酷な運命を背負った男です. 彼は記憶を失い、自分が何者かも忘れてしまったのに、レスキュー隊の隊長として"人命救助"の使命を与えられました. 身に覚えのない使命ですが、渡瀬はそれを貫こうとします. 記憶を失ってもなお、消えずに残ったその使命感は、彼の魂に刻まれた本能のようなものです. 他人のために、己の身も顧みずに戦える男. "人の命を救いたい"という思いだけをよりどころに、傷ついた肉体を引きずり、歩み続ける孤高の英雄. それが鹿鳴市特別高度救助隊隊長・笠鷺渡瀬です. そんな気高く強い男を、私なりに全力で描きました. この作品をプレイしてくださった皆様の目にも、彼の姿が"希望"として映ることを、切に願っております. →次のページでは、キャラデザラフやみけおうさん&eco*さんのコメントをお届け.