日経平均、終値8800円台回復 ほぼ1カ

エジプトの選挙管理委員会は25日、上院にあたる諮問評議会選挙(定数270、うち公選議席180)の開票結果を発表した. イスラム団体ムスリム同胞団系の自由公正党議席の6割近くを獲得した. 同党は下院でも過半数に迫る議席を得ており、さらに勢いを伸ばしたかたちだ. 2位は同党よりもさらに厳格なイスラム解釈を求める「光の党」で、議席の25%を得た. (カイロ=貫洞欣寛). 21日の東京株式市場で、日経平均株価終値は、前日より71円76銭(0.82%)高い8824円07銭で、5月17日以来、ほぼ1カ月ぶりに8800円台を回復した. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同6.62ポイント(0.89%)高い753.96. 出来高は17億8千万株だった. 外国為替市場で円高が一服していることから、ほぼすべての業種で株が買われ、株価上昇につながった. 17日のギリシャ再選挙前に過度に高まっていた欧州不安がやや和らいでいる.