新語は宅男・地溝油・貪腐… 中国の辞書、

高校総体第7日は3日、新潟など北信越5県で16競技があった. バスケットボールの女子は桜花学園(愛知)が3年ぶり18度目、男子は延岡学園(宮崎)が2年連続4度目の優勝を果たした. ハンドボールは男子が岩国工(山口)、女子は高松商がともに初優勝. 柔道の男子団体は、東海大浦安(千葉)が初めて制した. レスリング団体は花咲徳栄(埼玉)が初制覇. バドミントン団体男子は埼玉栄が同校の連覇記録を更新する8年連続9度目、女子は富岡(福島)が初優勝した. サッカーは男女とも準決勝があり、決勝は男子が武南(埼玉)―三浦学苑(神奈川)、女子は常盤木学園(宮城)―日ノ本学園(兵庫)の対戦. 中国を代表する中国語辞書「現代漢語詞典」(商務印書館)の第6版が発売された. 改訂は2005年以来7年ぶり. 微博(ミニブログ=中国版ツイッター)、高速鉄路、憤青(怒れる若者)、PM2.5(大気汚染にかかわる微小粒子状物質)など3千余りの新語が時代の変化を映している. 日本語からは、寿司(すし)や人気パズル数独などのほか、宅急送(宅配便)や新人類が登場. 「宅」に家にこもるという意味が加わり、宅男、宅女との用例も示された. 社会の負の側面を表す新語としては、拝金主義、買春、傍大款(若い女性が金持ちの愛人になる)、貪腐(汚職)、封口費(口止め料)、地溝油(廃棄物から作った有毒油)などが加わった. 「漂白」には、資金洗浄(マネーロンダリング)の意味が追加された. また、若者の生活スタイルとして、高学歴にもかかわらず満足な仕事がみつからずアリのように集まって暮らす若者をさす「蟻(あり)族」や、毎月の収入全てをその月に使い切る「月光族」などが登場した.