偽りの政権に終止符を」自民党大会で谷垣氏

自民党谷垣禎一総裁は22日の党大会で「一刻も早く衆院の解散・総選挙に追い込んで政権を奪還しなければならない」と述べ、政権奪還を目指す考えを強調した. 憲法改正案をまとめ、24日召集の通常国会に提出する姿勢も示した. 自民党野田佳彦首相への対決姿勢を強めており、通常国会衆院解散に持ち込みたい考え. 谷垣氏は消費増税与野党協議について「首相は『どの党ももはや先送りできないテーマ』と言い募り、密室談合を持ちかけてきた. 民主党マニフェストには消費税を上げるとは書いていない. 口先だけのいかさまだ」と述べ、拒否する意向を重ねて表明. そのうえで「偽りの政権に終止符を打ち、政権の正統性を回復する総選挙を求める」と主張した. また、谷垣氏は憲法改正について「主権回復の記念日に向け、憲法改正の具体的構想を練って、一歩前進を図っていく」と強調. この党大会で決定した運動方針にも、サンフランシスコ平和条約の発効から60年にあたる4月28日までに改正案をまとめ、国会提出を目指すことが盛り込まれた. プロ野球日本ハム斎藤佑樹投手が球宴第1戦で先発することになった. 17日、栗山監督が明かした. ファン投票で初選出され、2度目の出場で初先発を任された斎藤は「投げたくても投げられないポジション. 色々なことを感じ、吸収したい」と話した. ◇ ▼榎田、唐川が辞退 日本野球機構は17日、プロ野球マツダオールスターゲームに出場予定だった榎田(神)が左ひじ関節痛、唐川(ロ)が右ひじ内側靱帯(じんたい)炎で出場を辞退したと発表した. 代わりに田島(中)、塩見(楽)両投手が選ばれた. ともに初出場. 榎田、唐川は規定で、球宴後の10試合に出場できない.