フラッシュモーター・カレン』主題歌とED

ハンビットユビキタスエンタテインメントが運営する『アークサイン』は、キャラクターの可愛らしさとセリフのコミカルさ、テンポの良い進行がウリのPC用MMORPGだ. 運営みずから"前代未聞のギリギリ感"というキャッチフレーズを付けているだけあって、思わず「大丈夫か! ? 」とツッコミたくなる要素が満載. 例えば、プレイヤーをサポートする傭兵の外見だ. とくに女性タイプの傭兵は、萌え系やセクシー系、幼女系など、やけにバリエーションが充実しており、見た目もギリギリな傭兵が多い. キャラクターのアバターには、チアリーダーや濡れYシャツ、ブルマーなど、他の作品ではなかなかお目にかかれないものも多数登場する. また、個性的なNPCが多く、何かのパロディは頻繁に出てくるという調子で、ギャグとしてスベるかスベらないか、きわどい演出でコミカルなものばかり. 『アークサイン』のローディング画面では、日本運営入魂のパートナーキャラ"ユイ"様と、やたら軽いノリで世界を救う英雄役を引き受けた主人公が登場. もうひとつのキャッチフレーズが"掟破り系 ふるぼっこRPG"で、本作のウリである傭兵からきている. 本作では、数百種類以上の傭兵カードが登場し、カードからさまざまなタイプの傭兵を召喚して、戦わせることが可能. 同時に呼び出せる傭兵は10種以上、10数体と共に戦うこともあり、数の暴力で敵をフルボッコにできるのだ. ゲームを始めたばかりの初心者や友だち作りが得意じゃないシャイな人でも、傭兵と力をあわせてゲームをズンズン進められる. もちろん、知り合いとパーティを組めばさらに大勢のキャラが入り乱れる大乱戦が楽しめる. オンラインゲーム初心者がプレイしやすいように考えられているのが『アークサイン』なのだ. 今回は、前編ということで、キャラクターメイキングからレベル10くらいまでのプレイレポートを交えつつ、特徴的なゲームシステムやプレイのコツを解説していこう. ニューハーフ(オカマ)あり、ざます言葉あり、ラッパーありと、NPCのセリフはひとクセもふたクセもあって、楽しく読める. NPCのボケにツッコむ回答が用意されている場合もある. キャラクター作成後、萌えキャラ"大神官ユイ"様との珍道中が始まる キャラクターメイキングでは、性別や武器(=職業)、髪型、服装のカラーコーディネイトを選んで名前を付けることが可能. キャラクター作成後、大神官ユイに召喚されてプレイヤーは現実世界から『アークサイン』の世界にやってくる. メイキングで重要に思われがちな武器の選択だが、ゲーム中、無条件で武器を持ち変えて、いろいろな戦闘スタイルを楽しめるのだ. さらに、全種類の初心者用武器をプレゼントアイテムとしてもらえる. 実際に戦ってみてから、自分の好みに合う武器を選べば大丈夫だ. また、キャラクターの育成は、レベルアップ時に獲得できるポイントを各ステータスに振り分けて育てていく. 自由度が高いぶん慎重に育てたいところだが、レベル10になった段階で各ステータス値をリセットして振り直すことが可能. とりあえず序盤は、深く悩まずにプレイしてみよう. こんな感じで、かまえずにゆる~い気持ちでプレイするのが『アークサイン』の楽しみ方だ. キャラクターメイキング画面. アニメキャラ風の可愛らしい表情や外見に. 現世と異世界の狭間に降り立ち、そこから飛行艇でアリア大陸へと旅立つ. なぜ飛行艇? とか突っ込みたいところ. アリア大陸の最初のエリアにやって来るとチュートリアルが始まり、プレイヤーキャラクターを異世界に召喚した張本人である"大神官ユイ"様とご対面. 一見、可愛らしい女の子だが、主人公を「ぬし」と呼んだり、会話の語尾が「~じゃ」といった老人語になっているあたり、"神様がらみの人"であることは、もはや現代青少年に必須の教養だろう. いや、決して耳としっぽを隠して行商人と旅したり、木像に宿って現世に登場したりはしないが... . 自分の容姿について、ヒロイックサーガの定番と説明したり、有料サービスであるインベントリ拡張機能について説明したり、ユイ様はなかなかのちゃっかり者のようだ. 世界を救うためにアリア大陸に来てもらった"英雄"に対して、いささか失礼な物言いをぶちかますユイ様. いや、これも神様キャラの特徴!? ユイ様は冒険中も大事な場面で現れてゲームシステムを説明してくれたり、戦闘で体力が減りすぎると警告してくれる. 画面左上に常に表示されている顔をクリックすると、現在挑戦しているクエストについてヒントが得られたり、これまでのストーリーについて語ってくれたりもする. 常にユイ様に見守られながら冒険をする、このプレイスタイルを"パートナーシステム"と呼ぶ. ユイ様が愉快なコメントをくれることもあるので、プレイがいたって順調でもときどき呼び出してみると、冒険がもっと楽しくなるはず. 戦闘はクリックゲーだが傭兵バトルが熱い! お色気傭兵もいるヨ 戦闘は、フィールドにいるモンスターにカーソルを合わせてダブルクリックするだけでOK. 通常攻撃以外に、スキルスロットにセットした、さまざまなスキルを発動できる. 使用できるスキルは、装備する武器の種類によっても変わってくるので、複数の武器を使い分ける場合は注意しよう. 初期装備に含まれている"応急手当カード""MP回復カード"は、戦闘中および戦闘時のHP/MP回復に必須. 右ポケットにあらかじめセットしておき、戦闘中に随時数字キーを押して発動する習慣をつけよう. スキルはMPを消費するが、MPは戦闘中もちょっとずつ回復していくので、スキルもガンガン使おう. ただし、一度使ったあとは、一定時間(クールタイム)が経過しないと再使用できない. 攻撃を受けた敵モンスターのセリフは、地味におかしい. やたらとガラの悪いセリフのカタツムリや、サケの話ばかりするクマ型モンスターなど、よく見ていると小ネタが満載である. ... と、オンラインゲーマーにはおなじみの戦闘システムのようだが、『アークサイン』最大の特徴は、数の暴力で敵をフルボッコにする傭兵カードにある. 戦士や魔法使いといったいかにも傭兵っぽいキャラクターもいれば、敵として登場するモンスターたちも傭兵にできる. さらには、モンスターが人間(! ? )に生まれ変わった擬人化キャラクターも登場する. なかでも注目したいのが、女の子タイプの傭兵だ. 下チチがセクシーなアイアンメイデン、牛型モンスターの擬人化で爆乳のレディ・カウ、何かをガマンしてモジモジしている女騎士アージェントナイトなど、見た目もギリギリ. プレイヤーキャラクターのレベルが上がるにつれ、さまざまな傭兵を召喚可能になる. よりカワイイ(セクシー)な女の子傭兵を使うために、レベル上げもやる気になるのでは!? 一人では手こずりそうなやや強い敵に傭兵を召喚して対抗. これぞ数の暴力、フルボッコRPGの本領発揮である. 傭兵カードは、クエストの報酬や敵のドロップアイテム、ショップで購入することで入手可能だ. 手に入れた傭兵カードは壁に援護射撃にジャンジャン使うべし 敵を倒すなどして傭兵カードをゲットしたら、画面左下のスロットにセットしてガンガン召喚してみるのがよいだろう. マウスカーソルをカードに合わせると、HPや攻撃力、召喚時間などの細かい情報が表示され、それを読めば攻撃系や支援系といった傭兵の特徴がわかる. 序盤は、いろいろ考えて出し惜しみする必要はないので、たくさん召喚して数の暴力で敵をやっつけていこう. 傭兵は、黄色アークストーンがないと召喚できないが、ショップで安く購入できるので大量に買っておきたい. また、傭兵にもレベルが設定されているので、同じレベル帯の敵と戦うときはドンドン使っていこう. ただし、傭兵のレベルは敵との戦闘で上がるわけではなく、傭兵カードを合成してレベルアップできる. 合成素材を集めるのは大変そうだが、お気に入りの傭兵を長く使えるのは、うれしいところ. 倒したあとにも、追加ダメージが残る敵がいるので要注意. 残りHPには常に余裕を見ておきたい. 名前の前に"+2"などと付いている敵は、やや強めだが良いアイテムを持っていることが多い. レベル10までの間で、特定の傭兵を使うよう指示される戦闘が3回くらいあるが、これについては直前にそのカードを手に入れる機会が用意されている. 途中で手に入れた傭兵を温存しておく必要はとくにないので、片っ端からスロットにセットしてコキ使うのが吉だ. 接近戦が苦手な魔法使いでプレイする場合などには、単純に敵の攻撃を引き付けてくれるだけでも、かなりありがたいハズである. なお、召喚された傭兵は一定時間で消えてしまうので、召喚は戦闘開始の直前に、タイミングを合わせて行いたい. 敵の攻撃が傭兵達に分散されるので、プレイヤーキャラクターが受ける損害はかなり小さくなるはず. 召喚したら時間を無駄にせず、次々に攻撃をしかけよう. クエスト戦闘限定で与えられる傭兵は、見た目も強さも豪華. ふだんのフィールド戦闘とは気分も切り替えて、傭兵たちの能力を存分に活かそう. 今や常識!? クエストでさくさくレベルが上がる親切設計 冒険は、始まりの森からスタートし、ここから最初の街シュペルタを目指す. 途中で出会うNPCからクエストをこなしてキャラクターのレベルを上げながら先に進もう. 頭上に「! 」が表示されているNPCからは、クエストを請けられる. クエストを達成すると「? 」マークに変わるので、話しかけて報酬のお金やアイテム、経験値をゲットできる. また、画面右上のミニマップにも「! 」マークが表示されており、そのほかにもショップなどの施設NPCの各種アイコンも表示されている. ミニマップを追って行けばスムーズに冒険できるので、どんどん利用しょう. とあるNPCから請け負ったクエストの完了後、他のNPCへと報告をすることで報酬を受け取るといったパターンも多く、ストーリーや大まかな進行方向に沿って配置されていることも. プレイヤーキャラクターの移動指示は、ミニマップ上で直接行えるので、まずはお目当てのNPCを見つけてから、そこに向かってみよう. 画面右上のミニマップ上で緑色の人型マークが通常のNPC、黄色の「! 」マークがクエストを持つNPCだ. キャラクターのレベルが上がるにつれ、さまざまなクエストが発生する. レベルアップ後は街などにいるNPCをチェックしよう. クエストの完了報告をするためのNPCは、黄色い「? 」で示される. クエストのクリア条件は、モンスターを一定数倒すものや特定のアイテムを収集するものなど、その内容はさまざまだ. モンクレール 店舗 受けたクエストのクリア条件は、画面右に「●●●を倒す 0/5」といったログとして表示される. 条件を達成した後は、NPCに完了の報告をして、経験値などの報酬をゲットしよう. 『アークサイン』ではこのクエスト報酬が大きいので、レベル上げでフィールドのモンスターを狩りまくるよりも効率がいい. オンラインRPGを"英雄"として、頼まれたことを順にこなしていけば、プレイヤーキャラクターが自然に成長するし、その過程で新しい武器や防具、傭兵カードも手に入るのでお得だ. クエストは複数受けて同時に進められるので、NPCが固まって配置されているところでは、まず片っ端から受けるのがコツ. ユイ様のコメントはあまり頼りにならない気もするが、息抜き程度に楽しもう. 序盤は"女神の寺院"で多くのクエストを受けられる. 完了の報告と同時に新たなクエストが現れることも. 職業の概念はなし! 装備したい武器&防具にあわせてキャラクターを育成 キャラクターがレベルアップすると、"ステータスポイント"と呼ばれるポイントを獲得できる. これをステータスに割り振ることで、キャラクターが成長していく. 武器や防具には、レベル制限のほかに筋力・体力・知力といったステータスによる制限もかかっている. そこで、次に装備したい武器/防具のステータス条件を見ながら、ステータスを伸ばしていこう. また、複数の武器を使いこなしたいという人は、それぞれに必要なステータスを上げていく必要がある. いろんな武器を使うためにステータスを振っていくと器用貧乏になる可能性が高いので、2~3種類にしぼったほうが、戦いやすいだろう. ちなみに、武器の系統は、物理攻撃系(片手武器+盾、大剣、双剣)、遠距離系(銃)、魔法系(片手魔法、両手魔法、水晶魔法)の3系統に大きくわかれる. 同じ系統の武器であれば、多少のステータス調整で使い分けることができた. 冒頭で述べたように、ステータスはレベル10に達した時点で振り直せるので、あまり神経質になる必要はないが、未使用のステータスポイントを何ポイントか残すようにしておくと、新しい武器/防具を手に入れたときに対応しやすいだろう. レベルアップ時に手に入れたステータスポイントを、腕力、知力といったステータスに割り振る. 次に使う予定の武器で必要なステータス数値を、先に見ておいたほうがよいだろう. レベルアップ後に装備を入れ替えて不要になった武器は"分解"してもいい. アークストーンなど使える素材が手に入ることも. そんなこんなで住人達の、ときにシュールなお願いをかなえていき、長いこと行方不明の脱走兵を捜し、脱走兵の原隊で話を聞いたりするうちに、プレイヤーはいつの間にか魔王の復活に連なる陰謀の一つを暴き、阻止する側に立っているハズだ. かつて英雄とともに戦って魔王を封印した女神イノシアは、いまどうしているのか? 魔石"アークサイン"の力を借りてプレイヤーを異世界に召喚した大神官ユイの目的とは何なのか? 謎と冒険の待つ"アリア大陸"に、あなたも出かけてみよう. また後編では、本作のギリギリ感がわかるスクリーンショットを集めてお届けするのでお楽しみに. ホープムーンは、PSPダウンロード専用ソフト『フラッシュモーター・カレン』の公式サイトで、明日2月26日に楽曲の配信を実施する. 2月18日に発売された『フラッシュモーター・カレン』は、ケータイ3キャリアで配信されている同名作品のPSP移植版. ネットワーク上に生み出された巨大仮想空間・フロンティアを守る、エージェントの少女・カレンが活躍するパズルゲームだ. 移植にあたり、新ステージと新キャラクターが追加される. 明日配信される曲は、主題歌『パワードボイス・フロンティア』とエンディング曲『まんなかで夢を見る』のフルバージョン. 現在公式サイトでは、ショートバージョンのみ配信されているが、フルバージョンの配信も行われることになる. 配信時刻は夕方を予定しているとのこと.