ベロマークの酒、若者を満足させるぜ サン

サントリー酒類は27日、英国のロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のマークであるベロの絵をあしらった3種類の酒を、6月19日から全国で売り出すと発表した. あまり酒を飲まない若い世代がターゲットだ. 第3のビール、ハイボール、栄養ドリンク風味のカクテルを発売する. 第3とハイボールはアルコール度数4%と弱めで、若者の好みに合わせ、苦みを抑えたかんきつ系の軽い飲み口にしている. ストーンズのファンである和田龍夫宣伝部長(47)が、ベロマークの魅力に注目. バンドを知らない若者もマークにはなじみがあり、「テンションが上がる」イメージを持っていることが分かり、5年かけて準備した. 「大震災から1年が経ち、世の中は元気を求めている. 自分を解放しワクワクして欲しい」と和田部長は言う. ストーンズミック・ジャガー氏も「これはおもしろい」と語ったという. 希望小売価格は第3のビール「ローリングホップ」が350ミリリットルで税込み140円前後、ハイボールシトラスハイボール」が350ミリリットルで同168円、カクテル「ローリングゴールド」が275ミリリットルで同242円. 東日本大震災の被災がれきの処理をめぐり、静岡市田辺信宏市長は28日、試験焼却を行う方針を明らかにした. 岩手県山田町と大槌町のがれきが対象. 開始時期や放射性物質の検査方法などを県と協議する. 静岡県内では島田市が16~17日に試験焼却を行っている. 田辺市長は記者会見で「政令指定都市の責任として、県内の市町が、がれき処理で統一的に行動できるよう取り組んでいく」と話した. 静岡市内には二つの焼却施設があり、現状では1日に計108トンの余力があるとしている. 試験焼却は両施設で行う予定. トッキュー海上保安官1万3千人の中から選ばれた精鋭36人が海上保安庁特殊救難隊. 略して、特救隊です. いうなれば特救隊は海難救助の最後の砦(とりで)なのです」. シリーズ最新作「BRAVE HEARTS 海猿」. 時任三郎演じる下川救難課長のこのセリフで物語は始まる. 2004年公開の第1作では、仙崎大輔が無事「潜水技術課程」を修了し、潜水士になるまでが描写されている. 今回は特殊救難隊に所属. 海上着水したジャンボジェット機から乗員乗客346人の救出に挑む. すっかり有名になった海上保安庁の潜水士. 伊藤英明が演じる仙崎大輔がその代名詞となった感がある. ここで、現実の海猿の世界を紹介したい. 海上保安官約1万3千人の中で、潜水士はわずか227人(12年3月末日時点). 2%足らずだ. 選抜基準は厳しく、特別な訓練を経て、晴れて潜水士になった後も日常の厳しいトレーニングは欠かせない.