今年のTGSは9月16日~19日――中期

本日2月26日、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、同協会が主催する東京ゲームショウ2010(以下、TGS2010)の開催概要を発表. あわせて関係者向けの発表会を実施した. TGSは毎年秋に開催されている世界最大規模のゲームイベントで、開催数は今年で20回を数える. 開催日数は昨年と同様に4日間で、9月16日・17日が関係者向けのビジネスデイ、9月18日・19日が一般公開日となる. 入場料は一般(中学生以上)が1,200円(税込)、一般の前売りは1,000円(税込)で、小学生以下は無料. 今年から、キッズコーナーをファミリーコーナーに名称変更して出展対象を拡大. 電化製品を展示するオーディオビジュアル&ガジェットコーナーや、海外と国内のキャリアマッチングを実現するインターナショナル・キャリアパビリオンなどを新設する. また、物販コーナーでゲームソフトの販売が行われるようになる. 発表会では、CESA会長の和田洋一氏と、共催の日経BP代表取締役社長・平田保雄氏があいさつした. 和田氏は現行の年1回開催について、情報のスピードが速くなってきていることを理由として「年3回開催しなければいけないくらい」と、ジョークとも本気ともとれる発言. 加えて氏は、ゲーム業界の"コンソールの広がり"をTGSでも考慮していく必要があることも示唆した. 平田氏は、昨年は景気低迷の中でもTGSが盛況だったと感想を述べ、「少しずつ(景気が)上向いてきた中で、今年は行けるのではないか」とTGS2010の意気込みを語った. 氏はゲームについて「日本の誇る数少ない成長産業の1つ」と語り、TGSに1社でも多く参加してほしいと関係者に呼びかけていた. 和田洋一氏 平田保雄氏 この他、TGSの中期ビジョンについても発表が行われた. 今後は"アジアNo.1の情報網羅性"と"世界最大規模のイベント"を目指し、まずはアジアのゲームファンに注目してもらえる施策を打ち出すという. TGS2010では、アジア・ゲーム・ビジネス・サミットの開催、インターナショナル交流ゾーンの設置、TGSフォーラムのリニューアル、アジア各国でのTGSツアーの実施などが予定されている. アジアのゲームユーザーを確保した後は、国内やアジアのエンターテインメントを好むユーザーを集めていく、という将来像を1つの方向性として掲げる. いずれは"東京ゲームショウ"の名称変更もあり得るとした. 中期的な計画として、多数の国際的なイベントが企画されており、関係各社と協議していることも明らかになった. ゲーム大会、コスプレイベント、ビジネスマッチングイベントなどが検討されていて、早ければTGS2010でも実現する可能性があるという. なお、TGS2010の開催テーマとメインビジュアルの発表は5月を予定している. 明らかになり次第、電撃オンラインでもお伝えする. 東京ゲームショウ2010 開催概要 【開催期間】 ビジネスデー... 2010年9月16日~17日 各日10: 00~17: 00 一般公開日... 2010年9月18日~19日 各日10: 00~17: 00 【会場】幕張メッセ 【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売り1,000円(税込) ※小学生以下は無料. マイクロソフトは、9月15日に発売したXbox 360用ソフト『Halo: Reach(ヘイロー リーチ)』の追加マップパックを、本日11月30日より配信している. 本日より登場している追加マップパック"ノーブル マップ パック"は、謎の建造物がある8~16人用のTempest、低軌道上のドックヤードで2~8人用のAnchor 9、氷の断崖にある考古学研究所で8~16人用のBreakpointという3種のマップを収録したダウンロードコンテンツ. このマップパックをインストールすることで、250ポイント分の実績も追加される. 価格は800マイクロソフトポイントだ. 【Tempest】 【Anchor 9】 【Breakpoint. いよいよ、発売日の9月27日を来週に控えたPSPSLGSDガンダム ジージェネレーション オーバーワールド(以下、Gジェネ OW)』. 長年続くシリーズと最新作『Gジェネ OW』の魅力をイチから紹介する "今から始める『Gジェネ』" も今回で最終回になります. 今回は、予告通り総括となる座談会をお届けします! さて、これまで2回の記事で『Gジェネ』シリーズの魅力をお伝えしてきました. 私、ライターのキャナ☆メンの意見として"膨大な数のユニットやキャラクターを好きに組み合わせて、自分だけの部隊を作り上げて戦う"ゲームとしてのおもしろさ、"ガンダムらしい戦闘を味わえる"おもしろさを語ってまいりましたが、他の人はどのように『Gジェネ』と『Gジェネ OW』を見ているのか. それを今回の記事ではお伝えしていきたいと思います. 以下の3名が、4つの話題について語っていきます. どうぞお付き合いください. 【座談会参加メンバー紹介】 ごえモン : 『Gジェネ OW』特集の担当編集. 初代『Gジェネ』から『SEED』までをプレイし、戦いに疲れた人. 『Gジェネ』の最新作は昔から随分パワーアップしていると聞いて、「『Gジェネ』よ、私は帰ってきた! 」. キャナ☆メン : "今から始める『Gジェネ』"担当ライター. PS系の『Gジェネ』は一応、『ポータブル』を除いてすべてプレイ. 前作『ワールド』の遊びやすさにハマり、「そして私は、『Gジェネ OW』のもとへ召されるであろう! 」. Mr.ハゲル : ライター. 『SEED』で『ガンダム』の虜に. 目下『UC』にハマり中. なのにまだ『Gジェネ』をプレイしたことがないと言うので、キャナ☆メンが拉致. 「了解、マスター」. 【座談会テーマ】 ・参戦作品はシリーズ最多! 『ガンダム』好きなら誰もが楽しめるボリューム(1ページ目) ・3段構えの展開が楽しめる! 2つの切り口から体験するストーリーモード(2ページ目) ・プレイヤーの『ガンダム』愛とこだわりをすべて詰め込める自軍の編成(3ページ目) ・編成と戦闘のカギをにぎる"マスターユニット"と『ガンダム』感あふれる戦闘(4ページ目) 参戦作品はシリーズ最多! 『ガンダム』好きなら誰もが楽しめるボリューム キャナ☆メン : というわけで、いつまでも私1人で『Gジェネ OW』の魅力を語っていても、それってただの主観でしょ? という話にもなりますので、2人に来ていただきました. さあ、存分に語ってください. 私はその間にゲームをプレイしていますから... . ごえモン : いや、働いて(怒). Mr.ハゲル : そうですよ! それなら僕がプレイしている間に2人で語っていてください. 何せモビルスーツ(MS)やモビルアーマー(MA)、戦艦なんかの ユニットが全部で950体以上も出てくる から、遊んでも遊んでも、プロフィールが埋まらない、埋まらない... . 初めて『Gジェネ』をプレイしましたけど、すごいボリュームありますよね. ごえモン : ボリュームという点では、4作目の『F』(PS・2000年発売)もすごかったですよ. 1,000体以上のユニットが収録されていましたから. しかも『機動戦士クロスボーン・ガンダム』や『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』といった、アニメ化されていない作品が、ボイスとBGM付きで、そのストーリーを追体験できるのは衝撃でしたね. 『Gジェネ OW』でも、アニメ化されていない『ガンダム』作品がかなり収録されていてうれしいです. だから帰ってきた、みたいなところも(笑). キャナ☆メン : 収録ユニット数については、今触れた『F』やPSP1作目となる『ポータブル』(PSP・2006年発売)には及ばないですけど、 収録作品数はシリーズ最多の61 ですしね. 個人的には、『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリーG-UNIT』が再録されたのはうれしいです. 原作が展開していた当時、ガンダムジェミナス01とハイドラガンダムのプラモデルを買った思い出があるので. ゲーム中で見た時には興奮しました(笑). Mr.ハゲル : でも、新しいところもきっちり押さえられてますよ. 『機動戦士ガンダムUC』なんかは、6月にBD&DVDが発売になったばかりのエピソード5が、もう収録されていますからね. まさかこんなに早くゲームでバンシィを見られるとは... ええいキャナ☆メン、そのPSPを貸せ! ごえモン : マリーダさんは、『ガンダム』系で久々に僕の琴線に触れた女性キャラクターでしたね... ちょっとお金(CAPITAL)がかかったけれど、スカウトして大活躍させています. Mr.ハゲル : キャラクターも400人以上いるから、どんな編成にするか迷いましたね~. でも、ほとんどのキャラクターが最初からスカウトできる(雇える)のはよかったです! 最初から、ある程度お気に入りのキャラクターに狙いを定めてプレイできたので. 計画的にお金を使うことができました. ごえモン : 僕はむしろ、エリス・クロードとかカチュア・リィスとか『Gジェネ』オリジナルのキャラクターに愛着があるんですけど、マリーダさんは特別(笑). 『機動戦士ガンダムUC』エピソード5を再現した戦闘シーン. ユニットの動きが忠実に再現されている他、『Gジェネ OW』はキャラクターのカットイン演出も強化されている. キャナ☆メン : 昔は、ゲームオリジナルキャラクターで自軍を編成していましたしね. 『Gジェネ OW』は、『ウォーズ』(PS2/Wii・2009年発売)からの流れを汲んだシリーズになっていて、遊びやすさの面でもだいぶ変わってきていると思います. 『ウォーズ』の次に『ワールド』(PSP/Wii・2011年発売)と来て、私はすごく遊びやすくなったな、と感じたんですけれど. 今回の『Gジェネ OW』は、遊びやすさも増しているし、何より "遊びごたえ"が加わっていると思います よ. だから、PSPから片時も手を放したくない... ってことでPSPを返せ、Mr.ハゲル! Mr.ハゲル : ああ、もう... ! ところで今回の記事は、"今から始める『Gジェネ』"の企画第3回ということですけど、『Gジェネ』をプレイしたことない人や、長らくシリーズを離れた人に向けて、話しておきたい『Gジェネ』の魅力ってなんです? キャナ☆メン : それはやっぱり、記事で何度も書いているけど、 膨大な数のユニットとキャラクターを好きに組み合わせて、自分だけの部隊を作り上げて戦う ことでしょ. 自分の好物だけを詰めた弁当みたいに、作品の枠を超えて自分好みの機体だけを集められるのは、たまらない楽しさがありますね. 僕は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が好きなんで、そこから派生するユニットやキャラクターばかりで部隊を編成することも、『ワールド』では実際にやりました(笑). ごえモン : 確かにそこは一番楽しい部分でもあるんだけど、僕は『Gジェネ』の魅力と言ったら、 自分の好きな『ガンダム』世界のエピソードを追体験できる ことも外せないですね. 『Gジェネ OW』はクロスオーバー色が強くて、僕がプレイしていたころとは様変わりしたんですけど、それでもやっぱり原作を追体験する魅力は感じられましたし. それに、僕はワンダースワンの『ギャザービート』(ワンダースワン・2000年発売)なんかもすごく好きだったんで. Mr.ハゲル : 僕は、複数の作品が同じステージでクロスオーバーするところもよかったですけど. 2人みたいに子どものころから『ガンダム』ファンではないですが、それでも1人の『ガンダム』ファンとして言わせてもらうと、やっぱり原作がおもしろいほど"もっと先"や"if"を見たくなるのもファンの気持ちだと思うんです. その点、『Gジェネ OW』は自分のほうでもいろいろ妄想できて、ゲームのほうでもいろいろな展開があってと、キャラゲーとしての魅力にあふれていると感じました. キャナ☆メン : そういえば、Mr.ハゲルは『Gジェネ』初プレイだったんだよね. だったら、初めて見るMSなんかも結構いなかった? Mr.ハゲル : いました(苦笑). さっきの話にもあったように、アニメ化されていない作品もたくさん収録されてますし、MSV(モビルスーツバリエーション)系はあまり追っていないので... . でもきちんとプロフィールが網羅されているので、 知らないMSが出てくるのは逆に楽しかった ですね. 時間があれば、プロフィールだけを眺めてプレイしたい(笑). キャラクター、ユニットそれぞれの詳細なプロフィールが参照できる. キャラクターやユニットを集めるほど、データベースとしても使える充実ぶりに. ゲームをプレイせずとも見ているだけで楽しい. キャナ☆メン : 時間があったら、ぜひそうして(笑). 知らなかった作品やMSと出会えるのも『Gジェネ』の魅力の1つだと思うから. さて、そろそろ実際のゲームシステムの魅力についても話していきましょうか. →3段構えの展開が楽しめる! 2つの切り口から体験するストーリーモード.